9月25日(日)、無事開催させていただきました。
今回ゲストにお越しいただいたお二人は、
『ひきこもり』の当事者経験があり、回復して支援活動をされていました。
「うつ病」からくるひきこもり、
人生が進んでゆかないつまづき感からくるひきこもり。
『ひきこもり』は病名ではなくて、状態を表す言葉だから、
その背景にはそれぞれの様々な事情があって
抜け出すためにかかる時間も、手法も、さまざま。
その人にとって「ひきこもっている」その場所が、
心が安心できる居場所になっているのなら(たとえそこにいたくないと本当は思っていても、そこ以外の方が怖いなら)
心も身体も安心できる場所や、人に、気付けるところから、きっかけになるかもしれない。
今、真っ暗なトンネルの中にいて、出口の光が見えなくても
「生きていてくれれば、今はそれだけでいい」そんな気持ちで、周りの方には待ってあげて欲しい。
心配の言葉すら受け止めてくれない人も、そういう”時期”があるのも仕方ないと思って、
急かしすぎずに、諦めず、安心できる居場所を作れるような働きかけを続けて欲しい。
きっと、声が届くようになる・受け止められるようになる時がいつかは来ると、信じてあげてほしい・・・
会場やZoomからご参加いただいた方々との意見交換・質疑応答も充実し、
たくさんの思いが語り合われる、温かな2時間となったように思います。
ご参加いただいた皆様、お話しいただいたゲストのお二方、
本当に、ありがとうございました。
■村山賢さん
NPO法人 新潟ねっと HP
■野口治さん
フリースクール ロビオキ HP
イベントの様子はYoutubeにてご覧いただけます。
後半、会場からの音が少し聞き取りづらく申し訳ありません。