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ユーザーさんと「車椅子ライフ」を語り合う 開催のご報告

NPO法人Collorful map

5月21日(日)

【ユーザーさんと「車椅子ライフ」を語り合う】

無事開催させていただきました。

会場、Zoom合わせて30名ほどのご参加をいただき、ありがとうございました。

 

ゲストのお二人ももちろん、車椅子ユーザーさんが車椅子を遣うようになった理由もさまざまで、

マコトさんのように手の力はあり自走できる方も、

小出さんのように全身の力が弱くなっていく方も、

人工呼吸器や完全介助の生活をされる方も、

本当にさまざまなんだ、という話題から始まりました。

 

公共交通機関で移動する小出さんからは、

ユーザーさん目線で新潟の観光施設や駅周辺を撮影した動画や、多機能トイレの写真が詳しくアップされたGooglemap、ご自身のHP等を紹介していただきました。

 

小出雄次さんのホームページはこちら →HP

 Google mapの機能を利用した公開マイマップ→車いす利用者がつくった新潟市中央区バリアフリーマップ

 

松村マコトさんと江口さんは旧知のなかで、

実はコロナ禍前に「車椅子48」を結成せよ、と江口さんにアドバイスされていたことが発覚しました。

にいがた2キロの取り組みや、新潟駅~万代~古町 をフラットでいろんな車椅子(ベビーカーやシニアカーも)ユーザーさんが通りやすいように整備してくれたら、新潟の観光としても注目されるのでは。

ユーザーさんたちがパレードして、ここは危険だね、お手伝い必要だね、と

そんな運動が起きたら、それまで車椅子で生活する方のことを身近に感じたことがない人にも、想像力を働かせる機会になるかもしれない。そんな話題もありました。

 

バリアフリーマップも、車椅子ユーザーさんたちで情報を投稿してゆけるアプリも、いろいろあります。

アプリが使いやすいのか、マップで経路も見たいのか、これも人によって様々なのだと思います。

人口の多い都市部だと情報も厚いようですが、全国区のマップアプリを見てみると、小出さんが投稿している情報しか出てこないくらいの利用率のようで・・

情報の媒体が複数あるのが現状のようですが、まずは利用者の多いGooglemapへの情報追加なら着手しやすそうです。

ユーザーさんだけでなくたくさんの人が「バリアフリー情報」「バリア情報」に関心を持って

お店への評価やコメントとして、車椅子ユーザーさんが使いやすそうな場所かどうか、書き込むだけでも情報量は増えそうです。

 

ハードとしての設備、建物、道路状態はすぐには変えられないけれど

ソフトとして、周りの人が「手伝いますよ」と気楽に集まってくるとか

調べれば役立つ情報があるとか、それが公的にもアナウンスされているとか

それで、「でかけられない」と思っていたユーザーさんが、少しでも「行ってみよう」「外に出よう」と思えたら素敵です。

 

身体に不都合が少ない人が、「思いやり駐車場」を平気で使うことがないように

車椅子ユーザーさんが困った目で周りを見るときに、「手伝いますよ」とかけよれるように

特別な知識や技術が無くても、できることもあるんだと、地域のたくさんの人たちが思えるように

 

イベントにお越しくださった方には、周りの人にもそんなお話しをしてもらえたらなと思います。

 

動画もYoutubeにてアップロード致しました。

録音の工夫で聞き取りやすくはなりましたが、ローサのBGMがずっと入ってしまいます。ご了承ください。

https://youtu.be/daCtni_Tcvw

 

ご参加いただいた皆様、関心をお持ちいただいた皆様、今回もありがとうございました!