ご報告が遅くなりました。。
8月27日(日)
『特殊詐欺』『加害者更生』を語り合う
開催させていただきました。
もともと予定していた会場・よろっtoローサが、西堀ローサ地下街全体の空調不備があり、会場変更、開始時間変更を行い、ご迷惑をおかけした皆様にはまことに申し訳ございませんでした。
ゲストの大島さんは、様々な少年更生施設や刑事施設で更生・教育に関わり、
そのカリキュラム構築や普及のため積み重ねてこられた調査研究の資料を惜しげなくご披露いただきました。
特殊詐欺、窃盗、薬物使用など、犯罪に加担してしまう少年少女たちへのアンケートを横断的に眺める時、
「犯罪かなと思ったけど誘われて断れなかった」など
「困ったな」「どうしよう」と思う時に相談できる相手がいなくて、そのまま加害者になってしまう、そんな現実が見えてきました。
罪を犯してしまい、施設で更生教育を経験した彼らが、また地域に戻ってくるときに、
「何か困ったら相談していいよ」
と思える地域の人たちがいて、誰かに頼ろうと思える関係性が築けるような暖かい空気が地域にある、それだけで、何かが違うのだなと感じます。
被害者を生まないためには、加害者を生まない、減らすことが必要で。
加害者を生まないためには、家庭や学校や職場などに”居場所”を見いだせない人に、反社会的勢力ではない”居場所”、”帰属意識を持てる集団”があれば、悲しい出来事はもっと減らせるのではないか。
そんなことを考えさせられた2時間となりました。
後半の録画に不備があり、共有していただいたパワーポイント資料と音声を重ねる動画となっています。
公開の許可をいただきましたので、遅ればせながら一般公開と致します。
動画はこちらから→Youtube
現地、Zoomにてご参加いただいた皆さま、関心をお持ちいただいた皆さま、
ありがとうございました!