2024年5月12日(日)13~15時
クロスパルにいがたにて、定例トークイベントを開催致しました。
『ピア活動』『当事者表現』を語り合う
ゲストは、新潟県内の当事者団体では有名な「生き様発表会」さんより、Yoppyさんとひまわりさんにお越しいただきました。
「ピアサポート」「ピア活動」という名前が広まる前から、自然発生的に精神障がいの当事者で繋がりをつくりお互いに支え合う、という趣旨の動きをされていたこと。
「こわれ者の祭典」の公募の発表で出会った方に声をかけられて「生き様発表会」が始まり、今まで活動が続いてきていること。
障害、病気の当事者として、地域で安定した生活を送るために必要な支え合いの力や公的私的な支援体制とは・・?
いつものことながら、2時間では全然足りないと感じる盛沢山な内容となりました。
後半の始まりでは、お二人の演奏もご披露いただきました。
Yoppyさんの力強い唄声とギター、オリジナルのメロディライン、ひまわりさんは曲により多彩な声色で、振り付け付のパフォーマンスステージはとても感動的でした。
残念ながら事後動画は配信できませんが、ぜひ、「生き様発表会」さんのイベントにて、生演奏を多くの方に聴いてほしいなと感じた時間となりました。
病気を発症して、薬が合うまで、または急性期が落ち着くまで、回復にはどうしても時間がかかってしまうけれど、
精神科に入院するような時期を過ごしても、今まで暮らしてきた社会に戻れないわけではない。そんなことは、全然ない。
自分の好きなことを楽しんで、人生を充実して生ききる権利は誰にでもある。
障がいや、病気や、さまざまな”生きづらさ”を抱えても、
どうにかやっていこう、やってみよう、そう支えてくれる仲間や支援者、団体はあって、そこには、ちょっと勇気を出して何かに繋がって、前より楽しんで生きられるようになってる人の姿がある。
まずは一人で閉じこもっていないで、誰かとつながって、支え合いの輪に入ってみて欲しい。
そんなメッセージが強く発信された会となりました。
ご来場いただいた皆さま、Zoomからご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!